レンタルサーバーランキングの精度について。

よくレンタルサーバー比較というのを目にしますが、実際に利用してみると「本当におすすめサーバーなのだろうか?」と疑問に感じることも多いはずです。特に、ランキング1位になっているから使ってはみたものの、いまいちピンと来ないことがあるかもしれません。
この理由としまして、サイト運営者側の事情が大きな要素としてあるはずです。

つまり、いわゆるステルスマーケティングというものになりますが、報酬額や条件のメリットによってランキング操作をしてしまうということになるわけです。A社とB社を比較した場合、実際にはB社の使い心地がよいと感じていたとしても、気にもとめていなかったC社にて破格の条件を提示されたら、そちらをランキング1位にしてしまうケースもよくあるはずです。

結局のところ、やらせということこになるわけですが、私はこの点について批判しているわけではありません。報酬を頂く以上、そちらをプッシュするのは当然なわけで、そうでなければ、アフィリエイトや広告配信というシステムは成り立ちようがなくなるわけです。

ちなみに、私もレンタルサーバー比較のサイトを保有しているのですが、あまりアクセス数はないものの、広告掲載やサイト売却の依頼をいただくことが多々ございます。こちらのサイトではないものの、他の比較サイトではランキング表示などもしているのですが、上記のようなケースもやはりあるわけです。

ただ、サイト運営者としましても、いくら高額だからといって、まったくご紹介する要素のないサービスをランキング1位にて紹介するわけにはいかないわけです。それはランキングの精度によって、リピート率が異なってくるからですが、良いサービスをご紹介することで、訪問者が満足し、次も利用していただけるのなら、それに越したことはないのです。

1社で高額報酬をもらって終了よりも、リピートしていただき、数社から何回も報酬を頂いた方が、総合的な報酬額は多くなるわけなので、ランキング上位についてはユーザーの利便性を考えてご紹介するケースが多いわけです。芸能人ブログのように、一度も使ったことのない商品を金銭の多さにつられてご紹介していたら、すべてを失ってしまうことにもなりかねないわけです。

お金を得ることだけを考えるのではなく、どの程度の満足感を与えることができるのかを常に考えた方が、結局はそれが高額な報酬となって帰ってくるものと思うわけです。