ホスティングとはレンタルサーバーのこと

ホスティングとレンタルサーバーの違いについてですが、主に、海外で「ホスティングサービス」などと言われることが多いようです。
一方、日本ではレンタルサーバーという呼び方が主流のような気がします。

「ホスト=お世話する」という意味合いかと思いますが、ホームページスペースやドメインの管理、メールアドレスやセキュリティー機能など、インターネット上での必要な機能をさまざまな面でお世話をするという意味合いかと思います。(詳細不明)

通常のパソコンと同様、ハードディスクやCPU、メモリなどを購入してきて自分でサーバーを作ることも可能ですが、常時稼動しておく必要があるため、個人で管理・運営するのは非常に困難です。
また、顧客の個人情報を管理する企業の場合、地震などに備えてきちんとした設備を整えるとコストが非常に高くかかってしまいます。
加えて、大規模な回線容量も必要になるため、個人や企業が自前でサーバーを確保するの面倒な面が多いのです。

そのようなわけで、サーバーは専門に運営しているサービス会社から借りるというのが普通ですが、それらのサービスのことを、ホスティングサービスとかレンタルサーバーとかいわれています。

サーバーの機能としても多岐にわたっているケースが多いです。

  • ウェブスペース(ホームページスペース)
  • メールアドレス
  • データベース
  • ドメインのネームサーバー
  • セキュリティー機能
  • ファイルマネージャー
  • FTP機能
  • ファイアーウォールなど
このなかで、ファイルをアップロードするウェブスペースの箇所がメインの機能になるわけですが、付属のさまざまな機能もついているのが普通です。

サーバーをまるごと一台借りるのを専門ホスティング、他の人と共有するのを共有ホスティング(共有サーバー)といわれていますが、個人でホームページを作る際に利用されるのは、ほとんどの場合が共有するタイプのものです。

共有の場合、たくさんの人(価格によって数十人~数千人)が同じサーバーに同居するという形になるわけですが、リソースを多量に消費するユーザーが多いと、快適度は低下する傾向があるため、企業サイトなどでは専門ホスティングを利用しているケースもあります。

また、ホスティングの場合、レンタル先が用意する機材を利用することになりますが、独自の機材を利用したい場合は、自前の機材を持ち込んで運営するハウジングサービスというのもあります。
この場合、主に、耐震設備や回線などを利用する目的ということになりますが、何かあった場合は自分で対処しなくてはなりません。

いずれにしても、サーバー運営を自分でするには費用とコストがかかるため、一般的には専門サービスからレンタルするということになりますが、それらのサービスが「ホスティングサービス」とか「レンタルサーバー」とかいわれています。